全日本オンオン選手権

心拍160をこえたあたりでメンタルブレイクする人が書いてます。

TADA車作成を依頼してみた

以前にクロモリのフロントフォークを作って頂いたご縁もあり、2017年10月末頃に自転車工房ecoにてロードバイクをオーダーしました。

 

オーダーメイドというのもあり、ジオメトリーから備品、配色に至るまで自由に作成できることができます。勿論"自由"にできるので、お任せという選択肢もあります。

実際に私も乗り味と大体のジオメトリーを伝えるだけで、後の細かな設定は殆どお任せにしていました。(お任せといっても、何度か工房に顔をだして打ち合わせを行い修正したりもしていますが…)

 

さて、オーダーを入れてから納車までにどれくらいの時間が掛かったのかというと、およそ8ヶ月程かかっています。作業を始めてから作り終わるまで2ヶ月〜3ヶ月ですが、やはりオーダー待ちの期間が長く非常に待ち遠しく感じましたw

しかし、その期間に配色の全てをかけ、あーでもないこーでもないと繰り返しデザインを完成させることができたので、自分にとってこの期間は必要だったかも知れません。

配色などは下の写真のようなオーダーシートを渡され、それに塗り絵のように色鉛筆で塗って提出します。カラーを選ぶのにも様々な種類があり、カラーシートだけでは分からないという人は実際にそのカラーの物を持ってきて渡してもいいそうで、過去にはレッドブルの缶を持ってきた人もいるそうです。

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ジオメトリーも配色も決まれば後はただただ待つのみ。偶に自分の車体の製作過程などがTwitterを通して見れたり、実際に工房にお邪魔して見せて貰えたりもします。

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初めてパイプだけの状態を見て、これだけの本数で自転車が組み上がるのかと驚きました。因みにこのパイプは焼き入れという処理をしたパイプになります。通常のパイプより剛性が高くて軽く仕上がるそうです。

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溶接途中と塗装前の磨き作業です。中でも磨き作業が結構しんどいらしいです。この後に塗装を行うのですが、塗装は別の自転車の塗装を行なってる会社に委託しているそうです。そんでなんやかんや待って、2018年6月1日に無事納車されました。

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クロモリらしさを失わずに、現代的なロードレーサーに仕上がったと思います。配色を拘った結果、非常に満足度の高い"ボクの考えたサイキョーのロードバイク"になりました。

乗り味もオーダー通り硬めに仕上がっており、振動吸収性は硬さを出すために曲げ加工をしていなく細かな振動も拾いはしますが、角が取れた振動なので、以前まで pinarello prince を乗っていた私にとってはそれだけで十分です。

近所を試走してるときニヤニヤが止まらなくて、通報されるんじゃないかと心配になるくらいには嬉しい買い物でした🚲

 

以下車両スペック

コンポーネント:campagnolo record

(ブレーキ super record、スプロケット chorus、ペダル dura-ace9100 )52/36 12-29

ハンドル:フィジークR1 400mm(c-c)

ステム:zipp sl sprint 140mm

シートポスト:easton ec70 400mm(カット前)

サドル:サンマルコ コンコール(カーボンレール)

ホイール:racing zero carbon

タイヤ:continental grand prix 4000s

チューブ:continental

 

車重:8.24kg